(浦河/えりも岬~旭川)

1 期間 2020年10月16日(金)~19日(月)

 ・ 16日(金)移動日 札幌→千歳空港経由→浦河、浦河宿泊:ホテルイースト

 ※ 札幌から浦河へは都市間バス、新千歳空港からは空港連絡バス利用、輪行可

2 調査コース

 ⑴ 17日(土)えりも岬→広尾→豊頃町/十勝ロイヤルホテル

 ※ 浦河からえりも岬までは車と自走に別れた。

 ・ 距離115㎞ 天気/晴 北東の風(追風) 気温/12.5℃

 ・ えりも岬は全く無風、昼食の広尾までは海岸線を北上、黄金道路は交通量も少なくトンネル内の道路幅は広くないが交通量が少ないせいか車両との危険性は感じられなかった。また、路面状態も良好でした。

 ・ 広尾/豊頃間はトカプチ400のコースを一部走行、広尾からは内陸に入り広大な畑作地帯を、追い風に背中を押され快適走行?空気が肌寒く感じた夕方にホテル到着した。

 ・ 広尾までは各漁港にトイレがあるがコンビニは少ない。

 ⑵ 18日(日)豊頃→十勝川堤防路→池田→士幌→上士幌→糠平館観光ホテル

 ・ 距離95㎞ 天気/晴 東北東の風 気温/5.1℃

 ・ 豊頃町の朝は乳白色の霧につつまれ気温も低い中、十勝川に架かる旧国道の橋を渡り左岸堤防を池田町へと鮭のように遡上、千代田堰堤付近では霧も晴れ、追い風

   ※ 千代田堰堤のトンネルは旧道う回路あり

  も手伝って快調に走行、士幌町から道道に入り十勝平野の延々と続く直線道路は凍結防止対策のため溝があり、タイヤが通過するとゴトンと衝撃がある。このゴトンが厄介で本コースでは避けたい。

 ・ 「道の駅ピュア21しほろ」で昼食後は上士幌を経由、糠平源泉狭へと向かう。紅葉時期は過ぎていたが両側は原生林の様相で登り勾配ではあるが路面も良好で見どころも多く爽快なサイクリングでした。

 ⑶ 19日(月)糠平源泉狭→三国峠→層雲峡→旭川駅

 ・ 距離138㎞ 天気/晴 東の風 気温/5.3℃

 ・ 糠平館観光ホテルの源泉で昨日までの疲れも取れ、いざ、憧れの三国峠制覇へと出発、途中「タウシュベツ橋梁」や「クマ出没」の看板を見ながら樹海に囲まれた中、峠を目指す。峠の手前、遥か山の中腹を見上げると車が走っている橋が見えたが、そこを通過しなければならないかと思うと、思わず足が止まる感覚だったが、ひたむきにペダルを回す。

 ・ 峠から見下ろす樹海は壮観で、来た道を下って行ったならこの上ない爽快な気分になるのでは、と思った。ピークの標高は1,140㍍、峠の茶屋で休憩・トイレ、トンネルを通過後は層雲峡まで一気に、と思ったが気温低下と向い風で慎重に下った。

・ 層雲峡手前の「銀河トンネル」は左側の旧道が走行できた。温泉街で昼食後は路面標示がされた路側帯も広い上川国道を走行、上川「北の森ガーデン」で休憩後は愛別からサイクリングロードに入り旭川駅を目指す。

 ・ サイクリングロードは路面標示がされているが小さく、注意して確認する必要がある。また、季節的に落ち葉が覆い急ブレーキの際はスリップに注意だが、車両の心配が無く走行できる。

 ・ 日が落ちたころ旭川駅に無事到着、事故もなく完走できた事が何よりであった。

 ・ 旭川市内に入り駅までは右左折分岐が多く、予めコースの確認が必要だ。

3 コース全体の印象

 ・ 路面状況はおおむね良好で交通量が少なく三国峠を除いてはほぼ平坦、海・山・川・平原・原生林と全ての環境が網羅されており、初心者からベテランまでほぼすべてのサイクリストに満足してもらえるコースと感じました。また、休憩・トイレも不便を感じない距離に点在していた。

 

     以上、強力なサプリメントと皆さんのサポートで完走できた 古舘でした。